事業主と健康診断

コムラボ技術担当の小手森です。みなさん健康診断はちゃんと行ってますか?
フリーランスや経営者などの事業主は健康診断が義務付けられているわけではないので、健康診断が疎かになりがちです。周りにも行っていない事業主の方がちらほら…。しかし、身体を壊してしまっては元も子もないので、やはり事業主も健康診断を受けた方が良いと思います。というわけで、健康診断を受けてきました。

健康診断を受けるために

そうはいっても日頃の業務に追われていると、なかなか重い腰が上がりません。そこで、同じく健康診断に二の足を踏んでいる事業主仲間(I氏)を捕まえて、彼も巻き込んで受診することにしました。やはりこういう「一人だとなかなかやらないこと」は、周りを巻き込んでやってしまうのが大事ですよね。

東京在住のI氏を巻き込んだ結果、健康診断は東京で受けることに。都内での商談のついでに受診したかったので、アクセスが良さそうなところを探していると、Web予約可能で料金もそこそこ安いところが新宿にあったので、そこを予約しました。こういうとき、情報が整理されているWebサイトだと助かりますね。I氏は「せっかくなら心の健康診断も受けたい」と言っていましたが、それは個別に探してもらうことにしました。

健康診断当日

当日の朝、もう一度健康診断の注意事項を読み返していたところ、大変な事実に気がつきました。

「ご予約時間の6時間前からお食事は控えて下さい」

予約時間は14時、現在の時刻は8時半。まだ朝食は摂っていない。つまり健康診断が終わるまで、ご飯食べられない…。さすがにその時間まで何も食べないというのはキツすぎる、というかお昼の商談で頭が働かなそうなので、消化の良さそうなゼリー飲料と野菜ジュースでカロリーを摂取しました。

とはいえ空腹であることには変わらないので、健康診断を受ける直前にはもはや食事のことしか頭にありませんでした。ちなみにI氏も同様の失敗をし、彼は何も食べないまま健康診断に臨んだようです。煩悩にまみれた我々は14時が待ちきれずに20分前にクリニックの門を叩いたところ、心良く迎え入れてくださいました。本当にありがとうございます。

そのクリニックの午後の診療開始が14時からだったためか、14時を過ぎた頃から人が急激に増え始めました。そのほとんどが健康診断の受診者だと思われます。あっという間に待合室の席は埋まりましたが、早めに(というか最初に)来た我々は早々に呼ばれ、ものの30分で全て終わりました。煩悩が功を奏した瞬間です。

もちろんそのあとは、すぐに食事を摂りました。I氏は20時間ぶりの食事だったようです。良かったね!

健康診断後の食事

健康診断を受けて

ただ健康診断を受けただけですが、何故かひと仕事終えたような気分です。仕事した気分になるので、仕事に行き詰っている事業主の方は気分転換に健康診断を受けてみると気分が晴れて状況が好転するかもしれませんよ(※)。どうしても腰が重くなりがちですが、周りを巻き込むなり、とりあえず予約をしてみるなりすると、ちゃんと受診できると思います。あと食事の時間については、事前にしっかり確認しておきましょう。20時間くらい食事が摂れなくなる可能性があります。

ちなみに会社が従業員を雇った場合は、労働安全衛生法により従業員に健康診断を受けさせる義務があると定められているので、会社に勤めているのに健康診断を受けていないという方は、労働基準監督署に相談した方がいいでしょう。(なお、従業員側も「健康診断を受ける義務」があります)

(※実際に状況が好転するかどうかの保証は致しかねます)

この記事を書いた人

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小手森 泰介

コムラボのエンジニアリング担当。足利生まれ。大学進学をきっかけに上京するが、地元で働きたいと考えるようになり、足利にUターン転職をする。その後独立し、フリーランスとしての経験を重ね、2016年に株式会社リクシスを設立。趣味は陸上競技とピアノ。ここ最近の関心事は「地方での働き方」。