NPOのためのデザイン×CANPAN ~魅力が伝わるNPOのロゴづくり~のセミナーに参加してきました!

6e6186394643612d602668c6f202b92b

こんにちは!コムラボの武井です。
1月7日(木)にCANPAN主催の〜魅力が伝わるNPOのロゴづくり〜というセミナーに参加してきました。ロゴにスポットをあてたデザインセミナーって今まであまり見たことがないので貴重だな〜と感じたことと、お仕事でロゴを制作をする機会が多く、とても興味のある分野なので、お正月が明けてすぐの日程でしたが迷わず参加を申し込みました!

講師は林田 全弘さんという方で、NPOの制作事例が40件以上もあるベテランのデザイナーです。
なんとNPOの広報物が作りたくてデザイナーになったという経歴で、NPOで活動をしている人向けに「NPOのためのデザイン」というブログも運営されています。

講座はまず最初に「そもそもいいNPOロゴって何?」という議題からスタートしました。
いいNPOロゴとして紹介され、自分が印象に残ったロゴを紹介していきます!
(講座内容のスライドは「NPOのためのデザイン」に掲載されておりましたのでそちらをご覧ください。)

1.ふみだすふくしま
logo1
福島の親子が明日へ向かって踏み出す一歩を応援する「ふみだすふくしまプロジェクト」のロゴマークです。
 
シンボルマークは日の丸の中に、ひらがなの「ふ」を形どった人のモチーフ。「ふ」の文字の左右に足のアレンジを加えて、しっかりと一歩を踏み出していく様子を表現しています。
シンプルなのにメッセージ性が強い点、視認性(誰が見てもわかるし、読みやすい)に優れている点が素晴らしいロゴマークだと感じました。
 
2.CANVAS
logo2
「遊びと学びのヒミツ基地」というメッセージを掲げ、こどもたちの創造・表現力をテーマにしたワークショップやイベントを企画・開催している「CANVAS」のロゴマークです。
 
赤・黄・青をカラフルに用いてタイポが積み木をモチーフにしているので、子ども向けのサービスであることがすぐに分かります。
良いなと思ったのは、このデザインでアルファベットを新しく作れてしまう点です。webページを見ると分かるのですが、このロゴに使われているアイデアを元に文字やイラストがデザインされています。展開性に優れる点がとても素晴らしいロゴだと感じました。
 
3.レンジャーズプロジェクト
logo3
関東を中心に展開している、身近な自然を守る活動のロゴ。
 
凄いなと思ったのは独自性です。環境団体のロゴマークというと定番のグリーンを使いますが、定番色は使わずにあえて黒色を選択しています。また、この黒色ですが、シンプルなサンセリフ体の書体と相まって、自然を守る!という意思の力強さを感じさせます。
業界内で定番の色を使わずに、他の色を選択することはリスクが高く勇気がいりますが、だからこそ独自の色やオリジナリティを表現することができるのだなと感じました。
 
まだまだいいロゴはあったのですが、この3つがセミナー内で自分が特に印象に残ったロゴマークです。
ロゴマークは、人の感覚による部分が大きいのですが、実はしっかりとしたロジックの元に制作されています。
素晴らしいロゴとは、視認性や展開性など機能面で優れたロゴや、独自性や造形性など感性の面で優れたロゴ。と気付きを得れるセミナーでした。コムラボのロゴマークも改めて考えるいい機会となりました!
実はデザイン系のセミナーに初めて参加したのですが、とても楽しく勉強になりました。これからも定期的にデザインのセミナーはチェックしようと思います。以上コムラボの武井でした。

(講座内容について詳しく知りたい方は「NPOのためのデザイン」にスライドが掲載されておりましたのでそちらをご覧ください。)

この記事を書いた人

アバター画像
comlabo

特定非営利活動法人コムラボは、「地域の新しい『やりたい』を『できる』に変える」をミッションに掲げる、栃木県足利市で地域の情報技術を支援する非営利団体です。地域ニュースメディア「足利経済新聞」、レンタルスペース&シェアオフィス「マチノテ」を運営しています。