楽しむ防災ー餃子とビールとオイルランプー
餃子を食べ、ビールを呑みつつ、ほろ酔い気分でオイルランプをつくってみました。
先週、災害時に役立つ道具やアイデアを集めた『いのちを守るハンドブック』という本を買い、できそうなものから試してみようと思っていました。
つくりかたは、意外と簡単で、5分ぐらいでサクッとつくれました。 ビールの空き缶の側面に、カッターナイフで穴を開け、ティッシュペーパーとアルミホイルで灯心をつくって缶の内側に固定します。缶の中にオリーブオイルを入れて、灯心上部までオイルがしみてきたら完成です。
下手くそでも自分の手でつくったものは、なんとも愛おしいものです(笑)
このオイルランプ、つくるのも楽しいですが、眺めるのも楽しいのが嬉しいところ!!
リビングの電気を消して、静かに揺れるランプの灯りを眺めながらビールを呑み、家族と話しながら餃子を食べる、なんとも贅沢な時間となりました。
さてさて、話題は大きく変わります。 みなさんは、もし大きな災害が起こったら「私が真っ先に死ぬだろう」と思いますか?それとも、「自分だけは、たぶん大丈夫だ」と思いますか?
多くの人は、「自分だけは、たぶん大丈夫だ」と思うでしょう。 人は、自分に都合の悪いことは考えたくないものです。だから、なるべく考えないようにする。その結果、防災・減災対策はなかなか進まない。
ここに「防災のための防災」の限界があります。
私たちは、「防災のための防災」ではない仕方でも、災害と向き合い、災害に備えるためのアイデアを共有し、実践していく必要があると思います。
つくることが楽しい とか
日々の生活にも役立つ、とか、
ちょっと贅沢な気分になれる、とか、
みんなでワイワイ楽しめる、とか、
みなさんも、自分の生活の中に、「楽しむ防災」を取り入れてみませんか?