25歳になりました。

25歳になりました。

人に歳を聞かれて即答できないくらい自分の年齢って全然意識してなかったんですけど、
25歳になると一つの区切りだなぁと感じます。

21歳からデザインを本格的にはじめて、
最初の1.2年は質の低いデザインを量産し、社会人としての自覚のなさから、
お客さんや周囲の人達にものすごい迷惑をかけていましたが、
ここ1年で単価も上がり、企画から納品、外注を活用してプロジェクトを回したりと、自分で言うのも何ですがフリーランスとしてそこそこ仕事ができるようになりました。未だに社会人としてはまだまだなんですけど…
いきなりフリーランスをはじめて独学でこの段階までこれたのは外部環境に恵まれていたからで、
今まで自分を育ててくれたコムラボをはじめ自分に仕事をくれて育ててくれたお客さんには本当に感謝しています。

デザイナーとしてはまだまだな身ですが、
25歳が一種の転換期のような気がしていて、今後どんなデザイナーになるか。というのを漠然と考えます。
ディレクションができるデザイナーというのが大原則の元、2通りのスキルの振り方で考えていて、

1.グラフィック特化したデザイナー
イラストが描け、写真も自分で撮影またはディレクションができて、紙の種類や加工などにも精通し、ロゴやタイポも造形性に富んだものを作れ、グラフィックを何から何まで任せられるデザイナーは強いのでは?と。
Webに比べて紙モノは表現の自由度が大きくて、アート的な発想も求められると個人的には感じています。
ただ、この道を進むとなると美大出のバリバリアートしてデザインもしています。みたいな方々と同じ土俵に上がらなくてはならず、圧倒的な経験値不足の壁にぶち当たるでしょう。でもそんなの後からどうにでもなると思いますが!
イラストを外注していて思うんですけど、イラストレーターさんは沢山いて発注先には困りませんが、
やっぱり自分の表現したい世界観を伝えるのが大変で、かつ質の良いイラストを描く方は単価も高く、フライヤー全体と挿絵で入ってるイラストが同額?、コミュニケーションコストも合わせたら赤字みたいなことも起こるので、やっぱり自分で描きたいな、と。
パッケージデザインが好きで、デザイナーを始めたのもブランドのパッケージデザインの魅力に惹かれたからなんです。パッケージって結構Webとかフライヤーとかと違ったグラフィック力を求められるので、そういうのにも強くなりたいと。

2.ばりばりフロントエンドできるデザイナー
最近の仕事の比重としてはWebと紙で7:3くらいの状況で、Webの仕事をする機会の方が多いんですよね。
特に今JSを活用した動きのあるサイトを求められていて、
アニメーションの部分って、エンジニアとの意思疎通が大事で、デザインとコーディングが分業だとしても、
デザイナーサイドもどういったアニメーションができて、って理解してないといけないんですよね。
で静止画ならデザインそのまんまなのでイメージ付きやすいですけど、アニメーションって実装して動いてみて初めてイメージが付くので、
実装後、やっぱりこうじゃなかった。みたいなことって起こると思うんです。そこでリテイクだしちゃうとお互いが大変みたいな。
こちらも自分が表現したい世界観を伝えるというか、だったら自分で書けた方がいーじゃん。っていう考えの元フロントエンドもやりたいなと思うわけです。
今の所、小手森さんというハイパーすごいエンジニアがいるので、質の高い実装をしてもらっていますが、頼りっきりなので、、
JS含めた実装、情報配置、UI/UX設計、Webの全てを一任できるようなデザイナーに。

共通しているのは、グラフィックの質を上げるために、
全ての工程を自分でやりたい。または人に頼むにしても各分野の知識は欲しい。ということです。
当然自分が全てやるよりは、イラストレーターが描いたイラストの方が質は高いですし、エンジニアが実装、プロカメラマンが撮影した方が良いに決まってます。
しかしある程度デザインの質を自分でコントロールしたい欲が強く、また自分自身の強みとして、スキルをどっちに振って行こうかを決めたいなと。
もちろんこの2つのスキルはビジネス的なデザイン思考の元の上に欲しいということで、ディレクション、マーケティングも並行して学んでいきたい。

と、インプットしたいことが沢山あって、デザイン以外にもやりたいことができたので、
自分の素直なやりたいという気持ちに目を向けて、1日1日の濃度を濃くして、日々の仕事を精一杯こなしていこうと思います。
ありがとうございました。

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comlabo

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