奄美大島視察旅行 2日目(奄美市ICTプラザかさり)

奄美市ICTプラザかさり

奄美市ICTプラザかさり

代表理事の山田です。奄美大島2日目は、奄美市が運営している「奄美市ICTプラザかさり」へ。ここはインキュベーションオフィスとコワーキングスペースが併設されています。オフィスは8部屋あって、現在6部屋が入居中。少し前までもう1社入っていたのですが、事業拡大のため市街地へ移転したそうです。奄美市ICTプラザかさりのある奄美市笠利町は島の北部、奄美空港すぐ近くです。奄美市街地から結構遠い・・・。どのくらい遠いかというと30キロ、クルマで45分ほど掛かります。入居企業の多くは本州からのUターンだったり、東京へ打ち合わせに行ったりするので市街地への近さより、空港への近さをメリットに感じるのだそうです。

自家発電機

自家発電機

ICTプラザかさりにはサーバールームがあります。停電時の対策で自家発電機がありました。三日間は稼働できる燃料が備蓄されています。「え、三日間も停電することがあるんですか?」と聞いたところ台風の直撃が連続するとあるんだそうです。離島ならではだなと。自家発電設備の維持管理を考えるとフルクラウド化してしまえば良いのではと思ったのですが、入居企業の中にはフルクラウド化できないビジネスモデルの会社もあるとのこと。

コワーキングスペースかさり

コワーキングスペースかさり

一通り施設を見学させて頂いた後は、コワーキングスペースをお借りしてコムラボメンバー3人で作業です。27インチの液晶ディスプレイが机ごとに備え付けられていて仕事が捗ります。できればキーボード、マウスもレンタルあると更に良いです。今年度のクラウドソーシング実証事業の報告書作成などを行いました。奄美大島に来ていることは事前に本業の取引先などにも伝えてあるのでコムラボタスクに集中できました(ご配慮ありがとうございます>各位)。「コワーキングスペースかさり」は1時間50円/名です。6時間使ったのですが、3人合計で900円。安すぎるw なんでこの値段か質問したところ「条例で決められている会議室利用の料金を一人当たりに換算すると50円/時」なんだそうです。

奄美大島に来て驚いたのは市街地はともかく周辺部に行くとドコモでも電波の入りが怪しい。高速インターネット回線が使えるコワーキングスペースがあるのは助かります。しかも安いです。

この記事を書いた人

アバター画像
  • FACEBOOK
  • Twitter
代表理事 山田 雅俊

NPO法人コムラボ 代表理事、足利経済新聞 編集長、サードプレース「マチノテ」運営 。生業はIT系。システム開発、Web製作などIT業務の経験を生かし、地方都市における情報格差の課題解決へ向けて企業・NPO法人の両面から取り組む。