土食って虫食って口渋ーい
4月の後半辺りからでしょうか。朝、出掛けに家の周りでツバメを見かけるようになりました。
数年前に家を建て直してから初夏のこの季節、毎年のように巣を作りかけては失敗に終わり、次の年に望みを繋いでいました。
そして今年、玄関ポーチの壁にツバメが巣作りを始め、今年は期待できるかなと見守ること約10日。
作り始めのころは不恰好な土の塊がだんだん巣らしくなり、毎朝、家を出る時にもツバメがつがいで玄関の周りを飛んでいて、とても明るい気持ちにさせてくれます。
ツバメが好きな理由の一つとしては、人と自然との共存を象徴する野鳥だからなのかも知れません。自分が子供の頃は家の前の側溝もまだ整備されていなくて、「どぶ川」にはオタマジャクシやドジョウ、アメリカザリガニや鮠がいて、モグラが庭を荒らしたり、ガマガエルを見つけて驚いたりしていましたが、最近はこういった生き物をあまり見る機会もなくなってしまい、家の近所で見かけるものと言えばカラスにひよどり、すずめと、それから近所で飼われている猫くらいなものです。(笑)
何日か前からツバメが巣から離れなくなり、家族の間でも卵を温めているのかな?なんて話をしていて、一日1回はツバメの話をするようになり、今度のブログではこれを記事にして、題名は「我が家にツバメがやってきた」にしようと思っていた矢先、事件は起きてしまったのです。
朝、玄関を出たら、ツバメの巣が落ちていました。そして落ちた巣の近くにはいくつかの割れてしまった卵。言葉を失ってしまいました。
巣が落ちてしまったのは何が原因なのか分かりません。カラスやヒヨドリかも知れないしそうではないのかも知れない。まぁ、起きてしまったことは仕方ないので、次回に期待するしかありません。
巣が無くなってしまってからも玄関ポーチの周りを飛んでいて、夜はポーチライトの上にちょこんと乗っかってます。ツバメの繁殖期は7月くらいまで続くそうなので、できればまた巣ができないかなどど勝手に思ってしまうのであります。 m(__)m