足利にいながらにして韓国に里帰り
コムラボ はるこです。
夫の故郷、韓国ではお正月を旧暦で祝います。今年は1月30日~2月1 日が旧正月の連休でした。
この連休中、韓国では一族が本家に集い、旧正月のお祝いをします。私たち家族も本来なら韓国に里帰りすべきですが、日本の暦に従って生活をしているため、そんな時期に韓国でバカンス…という訳にもいきません。
しかし家族の絆が強い韓国。この連休は韓国の両親に4人の兄弟、その家族。20人近くが長兄の家に集まります。義父母や兄弟たちも私たち一家が正月の膳を共に囲めないことを寂しがっているはず。韓国人の夫も心なしかソワソワと落ち着かない様子です。
そこで31日の夕方、韓国の家族にスカイプでテレビ電話をかけ、そのまま繋ぎっぱなしにしてみました。
スカイプを通して一緒に食事をし、互いの近況を話し、姪がソウルの名門大に合格したことを皆で喜び、子供たちも画面をはさんで笑いあう。夫への不平不満を義母に愚痴って夫を叱りつけてもらったり、夜が深まると義兄や義姉たちと一杯飲みながら本音トーク。スカイプを通しているとは思えないような充実した、旧正月のひとときになりました。久しぶりに韓国の両親の笑顔を見られたことで、帰省できない後ろめたさも少しは軽くなったような気がします。
足利にいながらにして韓国に里帰り。これは癖になりそうです。お金もかからないし私たち夫婦も韓国の家族も笑顔になれる。
そして何より、帰省時の嫁業の苦労を味わわなくて済むというのが最大のメリットかも、というのはここだけのお話…。